通勤ソングに栄光を
最近、人生において「毎日の通勤の時間をどれだけ楽しめるか」が
重要なのではないかと考えている。
満員電車に乗り込み、
窮屈でパーソナルスペースなどと呼べるような場所のない
脳内のプライベート空間でいかにリラックスして過ごすか。
これさえできれば、日中にどんなことが勃発しようとも
始まりが良ければすべて上手くいくのではないかと仮説をたてた。
癒しを求めて「ヒーリング」系の優しい音楽や
一日を戦う闘志を奮い立たせるために激しい「ロック」を聞いてみたりした。
前者の方は、力が抜けすぎて眠たくなってしまう。
後者の方は、力が入りすぎて疲れてしまう。
ちょうどいい音楽が必要だ。
そんな時に出会ったのが、マインドサラリーマンラッパーのDOTAMAだ。
彼は、最近は流行っている【フリースタイルダンジョン】にモンスターとして登場していた。
大人しくて真面目そうな見た目なのに、物凄い辛辣な言葉を発していた。
言ってはいけないことをバンバン相手にぶつけている所を見て
なんとも爽快に感じた。
歯に衣着せぬというのはこういう事なのだろうか。
そこから気になって音源を調べていたら、
自分にぐさりと刺さる曲が沢山出てきた。
その中でも「通勤ソングに栄光を」は、まさにそれだった。
愛の歌に思いを乗せることはそんなになかったけれども、
このサラリーマンソングにはがっつり思いが乗っかってしまった。
いや、ホント音楽は人を救う。